【小説家になろう作品紹介】『ゲル状生物に生まれ、這いずり泥を啜って生きた物語』-言葉なき絆

2024年3月31日ファンタジー,小説

ごきげんよう、みなおですわ!

今回紹介する作品は「ゲル状生物に生まれ、這いずり泥を啜って生きた物語」です。(以下「ゲル状生物」と称する)

では、紹介していきます。

キーワード
  • ダークファンタジー
  • モンスター転生
  • 異種族親子

こんな方におすすめ

  • 本格的な人外のお話を読みたい
  • コンパクトにまとめられた作品が好き
  • ご都合展開なしが良い
  • 完結済みの作品が好き

「ゲル状生物」のあらすじと読んだ感想

あらすじ

 いつのまにか泥の底を這いずり生きるゲル状生物になっていた。

 コミカルな印象はなく、濁った泥の中を腐肉を食らいながら生きる粘液状の生物に。
 救われない姿。

 けれど、底辺を這いずることに関してはあまり抵抗がなかった。むしろこうなってしまえばモラルも体面もないし自分以外との煩わしい関係もない。
 ただ食らい、ただ生きる。他のことに腐心する必要がないことに自由を感じていた。

 決して救えない生き物として生きるゲイル。濁った生涯の先に、彼が救われる日までの物語。

ゲル状生物に生まれ、這いずり泥を啜って生きた物語[作品情報] より引用

ゲル状生物に転生し、人外らしく生きていた主人公がある少女に出合って救われるお話です。

読んだ感想

魔物としてしっかり書かれている

ゲル状生物である主人公は発声できず、目が見えないです。

この部分が文を読んでいるとしっかり伝わってきたのですごいなと思いました。

途中で人化せず、常に人々から忌み嫌われる魔物で居続けているため、他の作品では見られないような話がいっぱいあり新鮮な気分で読み進めることができました。

本格的で完成度が高い

戦闘はもちろんのこと、食事や心情などの描写が濃厚で読みごたえがあります

ご都合展開は全くなくてむしろ都合の悪い展開が多かったです。

そのため刺激があって心によく響きました。

コンパクトにまとめられた完成度の高い作品だと思います。

情報まとめ!

書籍・漫画・アニメの情報

書籍(小説)なし
漫画なし
アニメなし
※2024 3/31更新

Web版小説の情報

話数文字数読了時間
全話(21話)約11万5000文字約230分
1話約5500文字約11分
小説を読もう! (syosetu.com)

最後に

この作品はなろうにはあまりないタイプの作品で、玄人の人も楽しんで読めると思います。

話数が少なくて読みやすい文章なのでぜひご覧になってください!

実は続編があるので気になったらそちらもぜひぜひ!

Web版小説はこちらからどうぞ→ゲル状生物に生まれ、這いずり泥を啜って生きた物語

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